認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを シャア・アズナブル名言 機動戦士ガンダム
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「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを」は機動戦士ガンダム 第1話 「ガンダム大地に立つ!!」の中でのシャアの台詞です。
若さゆえの過ち
この「若さ故の過ち」がなにを指すのか。昔から色々と推察されてきました。
機動戦士ガンダム第1話では、アムロたちの住むサイド7にジオンのザクが侵入してくるシーンで幕をあける。
シャア 「私もよくよく運のない男だな、作戦が終わっての帰り道であんな獲物に出会うなどとは」
「フフ、むこうの運が良かったのかな?」
ドレン 「はい、シャア少佐。しかし、あんな僻地のサイドに連邦のV作戦の基地があるんでしょうか?」
シャア 「あるよ。我々のザク・モビルスーツより優れたモビルスーツを開発しているかも知れんぞ」
ドレン 「まさか、あんな僻地のサイドで」
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作戦の帰途で地球連邦軍のV作戦にでくわしたシャア。配下のパイロット、デニム、ジーン、スレンダーをサイド7へ送り込む。
そしてガンダムをはじめとする地球連邦軍の最新モビルスーツと遭遇。
デニム 「おお、ジーン、何をする?」
ジーン 「シャア少佐だって、…戦場の戦いで勝って出世したんだ」
デニム 「おいジーン、貴様、命令違反を犯すのか?やめろ、ジーン」
ジーン 「フン、手柄を立てちまえばこっちのもんよ」
「ヘッ、敵を倒すには早いほどいいってね」
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ここでジーンは、戦場で功績をあげて出世したシャアを引き合いに出し戦闘をしかけます。シャアの出世は、ジオン軍の兵士ならば誰もが夢みるジオンドリームなのでしょうか。
「手柄を立てちまえばこっちのもんよ」と命令違反を犯してでも、それを上回る手柄、功績をたてれば問題ないと先走ります。
そしてジーン、デニムとも見事に地球連邦軍の新型モビルスーツ ガンダムによって粉砕され、貴重なザクを2機も失うことになります。
シャア 「スレンダーは?」
ドレン 「サイド7を脱出して本艦に向かっております」
シャア 「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを」
地球連邦軍のV作戦をキャッチしたシャアは、まさに「手柄を立てちまえばこっちのもんよ」と言わんばかりに独断専行でサイド7への偵察行動をすすめました。
そしてザクを3機をうしなう事態に陥り、上官であるドズルに報告と補給の依頼をします。
自分の失敗を若さのせいにしているシャア。
そして若さゆえの過ちをおかしたシャアですが、次作 機動戦士Zガンダムでは、自分はシャアではないクワトロ・バジーナだと言い張り、カミーユ・ビダンにそれは卑怯だと鉄拳制裁をうけ「これが若さか……」と涙をながします。ほとばしる若さを身をもって実感することになるのです。
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