意外と兄上も甘いようで・・ キシリア・ザビ名言 機動戦士ガンダム
父殺しの兄ギレンを葬り去った一言
キシリア・ザビ:「グレート・デギンには父が乗っていた。その上で連邦軍と共に……。なぜです?」
ギレン・ザビ:「やむを得んだろう。タイミングずれの和平工作がなんになるか」
キシリア・ザビ:「死なすことはありませんでしたな。……総帥」
ギレン・ザビ:「ふっ……、冗談はよせ」
キシリア・ザビ:「意外と兄上も甘いようで……」
「意外と兄上も甘いようで・・」は、機動戦士ガンダム 第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」内でのキシリア・ザビがはなったセリフ。
父デギンが射線上にいることを知りながらギレンはたソーラ・レイの発射を命じ地球連邦軍のレビル将軍ともども消し去ってしまった。
そのことを問い詰めたキシリア・ザビがギレン総帥を父殺しの罪で処刑宣告をした言葉。
直前にギレンは
「冗談はよせ」
と半笑いでキシリアに言い放つ。わたしを殺せばジオンはどうなるのだ 引き金を引けるわけがあるまい とたかを括ったように。
しかしキシリアは躊躇なく引き金をひいた。
そのあとキシリアは言う
「私の脱出15分後に、ここを降伏させるがいい」
「グラナダの戦力と本国の戦力が残っているうちにな」
「私が生き延びねばジオンは失われる」
最後まで冷静かつ冷徹な判断をしている。
自分さえ生きていればジオンはまだ安泰だ、との考えから迷うことなくギレンを死においやったキシリア。
しかしザンジバルで脱出直前に、ザビ家に父親を殺されたシャアの手により、バズーカで頭を吹き飛ばされるという衝撃の最期をむかえる。
ガンダム最終話は
子供心にショッキングなシーンの多い怖い回だった
君はもう読んだか?
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 安彦良和
2001年から2011年にかけてガンダムエースにて連載。全24巻 通常版
TVアニメでは描かれなかった、シャアの生い立ち、士官学校でのガルマとの出会いが詳しく描かれています。シャア・アズナブルはなりすまし!? ガルマはやっぱり坊やだな、などなど新たな発見が。
またザビ家の面々もより深く詳しく描かれていて面白い。アニメには登場しないサスロ・ザビや、ザビ家の黒幕はギレンではなくキシリアが暗躍する点など興味深い。
さらにはジオンのモビルスーツ開発の裏側やランバ・ラルとダイクン家のつながりなど、ニュータイプの登場などファーストガンダムの世界がよりリアルに鮮明に迫ってきます。
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