ああ…こ…このような失態を、姉上になんといって報告したらいいのか ガルマ・ザビ名言 機動戦士ガンダム
お坊ちゃん育ちから戦果を取り逃すガルマ。小馬鹿にするシャア
「ああ…こ…このような失態を、姉上になんといって報告したらいいのか」は、
機動戦士ガンダム 第8話「戦場は荒野」内で、勝てる戦を勝てなかったガルマ・ザビの言葉。
ガルマ・ザビは末っ子でデギンが年をとってからの子供ということもあって、かなり甘やかされて育ったお坊ちゃん。
地球へ降下してきたホワイトベースを追撃するためにシャアとともにホワイトベースを追うガルマ。
そんななか ホワイトベースから乗船している避難民を退避させるため一時休戦の申し出がはいります。
どうすべきか悩むガルマ。この間に足の遅い地上部隊を集結させよう、と受け入れるよう促すシャア。
休戦の間に戦力を整えて勝利の確率が高くなると喜ぶガルマに対し
「どうも お坊ちゃん育ちが身にしみこみすぎている 甘いな」
と心の中であざ笑うシャア。
そして地上部隊を集結させ
「これで勝てる」
と笑うガルマ。
「これで勝てねば貴様は無能だ」
とあざ笑うシャア。
そして避難民にまぎれてガンダムを降ろし戦闘にそなえ地上に配置させる地球連邦軍。
そしてホワイトベースとジオンの戦闘が再開される。
戦力数的に圧倒的有利にありながらガルマの甘さから大損害をこうむったあげくホワイトベースを取り逃がす。
「ああ…こ…このような失態を、姉上になんといって報告したらいいのか 」
とうなだれるガルマ。
キシリア・ザビを気にするガルマ・ザビ
姉上とはキシリア・ザビのこと。
ガルマは度々姉キシリア・ザビをきにかける言葉を発している。
「姉に対しても私の男を上げさせようという心遣いかい?」
機動戦士ガンダム 第6話
「これでキシリア姉さんにも実力を示すことが出来る」
機動戦士ガンダム 第6話
「私には、姉に対しての立場だってあるんだよ」
機動戦士ガンダム 第9話
ガルマはジオン公国軍の地球方面軍司令官として北米にいたが、地球方面軍は姉キシリア率いる突撃機動軍の麾下にあった。
そのため司令官という肩書がついてはいたが、キシリア・ザビが実質的な上官であった。
ギレン、キシリア、サスロ、ドズル、 と実績のある兄妹をもち功をあせるガルマ。相手が1年戦争の局面を1隻で変えるほどの戦艦ホワイトベースだったことも不運。
このあともホワイトベースに対して連戦連敗を繰り返し、最後はシャアに謀殺される悲運の御曹司。
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